アレクサンドロス
昨日、ブログろうかなと思いつつ、先日のナイツの漫才見たら、どうでもよくなってやめてしまったw
アマゾンっつーかね。インターネットが引き起こしたレボリューションについて書こうかなーなんて思ったんすよ。改めて。
革命っつーのは、単なる大きな変化のことではなく、価値がひっくり返る、昨日まで偉かったものがゴミになり、ゴミだったものがお宝になる、ということ。
インターネットの登場で、何かわからないことがあった時に、親や先生、上司aka年寄りに尋ねるのではなく、google先生に尋ねるようになりました。これにより、年寄りのデータベースとしての価値は陳腐化し、それを補完するユニークさがなければ、ただの体力のない人扱いです。革命。
また、お買い物に行った時に、製品について、何か店頭でわからないことがあっても、店員さんに聞くのではなく、スマホで口コミを確認したり。売り手は、情報の非対称性を悪用しがちなので、彼らからはフェアな情報が得られないと、多くの消費者が経験的に知っている。さらに、アマゾンで注文すればタダで運んでくれるのに、店頭で買うと自分で持って帰らなければいけなかったりする。店頭では実機の確認に留め、ECで買う。これまで、多くの品揃え、販売チャネルのグリップ等で、メーカーにデカい顔をしていた小売店のマーケットプレイスとしての価値が陳腐化しました。革命。
もはや学生闘争?大学闘争?なんて不要であります。年寄りは情弱、すなわち、インターネットを使いこなせない社会的弱者へと成り果てたため、もはや何もひっくり返す必要がない。
ICTはパンクである、というのはそうしたわけです。エラそうにしていた人がシュンとしているのを見るのは気持ちがいいですけどねー。
アンチエイジング、ジム通いなんかが流行っているのも、歳をとることのメリットよりもデメリットの方が大きいという共通認識が浸透しているためでありましょう。
そんなことよりもですね。情報の非対称性というのは、市場の失敗を招く、ミクロ経済学の敵な訳ですけれども、インターネットが、これをどんどん解消し、パレート最適に近づけていっている、この功績を讃えたい!!
蓋し、マッチング問題です。
結婚!就職!購買!あらゆる意思決定は、常に情報の非対称性に晒され、マッチングの不完全性の解消、あるいは完全なるマッチングというのは、人類の夢と言っても過言ではない。実現可能な理想が手に入る、という意味で。能動的には、検索、受動的には提案、ということですね。消費者目線だと。グーグル先生の「もしかして、、、」ってやつですわ。
ま、これが、ハード、ソフト、双方の進歩・発展により、どんどんイデアに近づいて行っている、ということですね。
ソムリエさんとの「香りが華やかなんだけど、後味もしっかりしたのが好きです」なんつーと、「じゃー、これどすか?」みたいなやり取りを、アレクサとかワトソンとかシリとやればよくなる。アマゾンのエコー、日本でも発売しましたね。招待客限定、とかいう味な真似をしてくれてますが。欲しいぜ!w
そんなこんなで、人間に残された付加価値というのは、いかにローカライズし、カスタマイズできるか、しかも、それを相関関係によってではなく、当人の来し方行く末をインプットの上、風が吹けば桶屋が儲かる的な因果関係の飛躍ができるかどうか、によって決まってくるっつー。簡単な因果関係というのは、相関関係とあまり区別がつかないので、それとそれを結びつけちゃうかー、マジかー、っつーユニークさが求められます。世知辛い。
技術革新というのは、いかに人間が楽ができるか、というベクトルで進んできたものが、終いには、人間自体がいらなくなるとかいう喜劇w
あ、もう一つ。
パンドラの希望をw
エモーション!
感情、心というのは、DNAと個体の死、一定規模以上の脳がなければ発生しないので、まだまだAIには無理、というのは、シンギュラリティのテーマで取り上げました。スズメバチは怒るらしいですよ。ぷんぷん虫は怒らないけど。怒ってるかどうかわからん、と言った方が正確かもわかりませんが。
それからカルチャー!
文化というのは、歴史に根ざした、共同体の因果そのもの。機能以外の価値、美を備えたモノの価値もまた、消えずに残るものでありましょう。
じゃーまー、好きな曲でもかけますか。
短いのが残念ですが。