カフェとロック

おはようございます。久しぶりの朝ブロです。

この数週間、新しい仕事で、気持ちが疲れていたので、土曜の朝は、10時ぐらいまで寝てました。ストレージにランダムに書き込まれた情報を脳内で整理するのに、長めの睡眠が必要だったものと推察します。

 

ももう慣れた。

 

ここで、調べ物を始めてしまい、9時間を経て戻ってきました。もはや夕ブロ。

 

私の趣味、というか、割と時間を使うことの一つに、カフェ巡りというアラサーOLのような活動があります。ま、カフェに限らず、美味しいもの、自分が好きなタイプの料理を供してくれる食堂と巡り合う、行く先々で発見するのが好きです。

 

中でも、特にカフェが好き、ゆうことですね。対照的に、あまり探さないのが、ラーメン屋です。ラーメンは好きですが、好きになるラーメン屋は滅多にありません。理由は単純で、ラーメン屋は忙しいからです。ラーメン自体も、麺が伸びたり、スープが冷めたらまずいので、忙しい食べ物ではありますが、ラーメンは単価が低く、客の回転率が収益向上のキモとなるため、私のように、歯にも胃腸にも課題を抱えているようなタイプの人間にとっては鬼門です。

 

翻って、カフェ、喫茶店というのは、対照的で、コーヒー一杯で1時間が普通、みたいなスローライフのシンボル的存在であります。カフェをやっている人自身も、あくせくしたくないからカフェをやっているようなところがあり、赤字では困るものの、あまり儲ける気もない。Yes、資本に支配されていないワールドというわけです。

 

ここが重要な論点です。つまり、資本主義というのは、言い換えれば、単に弱肉強食、ということでありますので、真理ではあっても、思想や理想ではありません。資本というのは、平時においてはパワーそのものです。戦時の軍事力のプロキシが資本の役割です。

 

私は、そーゆーのは、仕事でたくさんなので、休日には、資本フリー、パワーフリーな生活に戻したい、そういう欲求を充足してくれる手段の一つが、カフェ、というenvironmentな訳であります。スピードもまた、力を表すパラメーターの一つでありますので、ラーメン屋じゃダメなのね。美味しいけどね。大好きだけどね。

 

これが、カフェとカルチャーの交差点です。カフェというのは単にコーヒーとサンドイッチを出すだけのフィールドではない、ということですね。

 

サードウェーブ・コーヒーというムーブメントがありますが、この辺の人たちが大好きなのが、日本の喫茶店らしーっす。実際、旅行中、っつーか出張ついでに弘前で飲んだ粗挽きのブルマンの美味しさは、カルチャーショックでした。1200円ぐらいしましたけど、一杯。ワイン並み。味も値段も。

 

macaro-ni.jp

 

この記事は、まとまってますが、ローソンのクダリはステマでしょう。愚かですね。サードウェーブの真髄をわかってない!

 

お前はわかってんのか、って話ですが、この流れと切っても切れないのがミレニアル世代ってやつや思います。

 

wired.jp

 

私は1979年の12月にこの世に生を受けていますので、ミレニアル前夜、ギリギリ、レッドツェッペリン世代、否、時代です。

 

ま、言いたかったのは、カフェ、喫茶店カルチャーというのは、音楽、中でもポップスとの親和性が高い、ということです。ロックがその時代その時代のポップスをぶっ壊し、ポップスがその時代その時代のロックを吸収する。戦争と平和。エロスとタナトスです。

 

でわ、最近、景気がいいせいか、いいロックがなかなかないので、これでお別れです。

 

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