let it go

先週は、ついにブログを更新できなかったのだけれども、プライベートなコミュニケーションを、週末に久しぶりに取ったためであり、記します。

 

①かつて会社を辞めた同僚:ギリギリ、会社以外w

②友達ww

 

私にだって、友達がいる。少ないが。

友達は数ではない。友達100人できるかな、などというたわけた歌は不要。親友が一人できたら、ニーチェは死なない。こともないかもしれないけれど。。

さらに、ネットワークという実利的な観点から見ても、実際には使えない細い回線がたくさんあっても意味はないのだ。

 

①会社の同僚、しかも同い年の女性が結婚するという。しかも、結婚にあたって、早くもいろいろ愚痴があるというのでお祝いを兼ねて飲み会をすることにした。そこで、かれこれ転職して5年ほどになる元同僚に声をかけて4人で飲んだ。

 

②上海で働いている女の子の友達が帰ってきているというので、横浜まで繰り出した。電車で1時間。横浜は遠い。中華街でカモたんを喰らい、元町でコーヒーを飲んで、私に彼女ができない理由や仕事について5時間ぐらい語り合った。3人で。

 

共通点は、全員、同い年。蓋し、アラフォーである。多くが家庭を持ち、子供がいたりする。「いや、こないだうちの子がね」っていうほどには大きくないので、どうしも話題が仕事か、いつまでも結婚しない人の話になる。

 

2年振りとかに会うので、一つ、二つ、私の武勇伝が上書きされており、それを披露する。お母さんと合コンした話などをなるべく尾ヒレをつけて話すのであるが、とどのつまり、毎日、忙しいので、週末、私とその人とで、時間を天秤にかけた時に、誰も勝てる人がいないために、私は彼女がいない、ということを説明する。従って、職場恋愛が最も効率的・合理的であるという自説を展開すると、みんな、こいつは恋愛・結婚は無理、ということで意見が一致し、散会となる。

 

そういう意味では、コミュニケーションというのは、往々にして、積み上げ感のない、ワンパターンなものになりがちであるが、それはそれでよく、その時に、ほうれい線がより深くなるほど、笑えればいいと思う。同じツボで笑い合える人というのは結構、貴重で、笑わせてくれる人となるとさらに貴重である。

 

ひよっこの視聴率が相変わらず上がっていないらしい。原因はプロットにあることは間違いない。ひよっこには、大きな筋、ページめくらせ力、ミステリー性が欠けている。すなわち、これからどうなるのかなぁ!?という要素が小さい。東京で蒸発したお父さんを見つける、というのが、一応、それだが、主人公は、東京での生活が忙しく、ともすれば忘れられがちである。私は、毎回のように泣きながら見ているので、なぜ、ミステリー性を高めるストーリーにしないのか、気を揉んでいた。しかし、今日か昨日の回を見ていて、気づきました。わざとドラマチックな筋書きにしていないのだ、と。

 

朝ドラでわかりやすいのは、女性実業家の話です。サクセスストーリー。しかし、岡田さん(ひよっこの脚本家)は、敢えて、ほんっとにフツーのおねーちゃんを主人公にして、どこまでも日常的なシナリオ、我々となんらも変わりのない人たちのドラマを、言ってないだけで、結構、いろんなワケを持っている一般ピープルの姿を描きたいのだろうと思った。

 

私の二人いる祖父のうち、一人は農家で、朝早くに起きて、農作業をし、10時におやつを食べて、また働き、昼飯を食べたら昼寝をし、午後また働き、夕飯を食べて、お茶を飲みながら少しだけテレビを見たり、本を読んで寝るという、ものすごく規則的な生活を続けていた。その長男である父もまた、看護師という不規則な勤務形態でも、絶対に遅刻をしない。寡黙で、面白い話は1年に1回聞けるかどうか、という人である。

 

もう一人の祖父は、母が幼い頃に死んだので、私は会ったことがないのだけれど、フーテンだったと聞いている。定職につかず、ふらっと出かけては何日も戻らず、たまに帰ってくると、酒を飲んで、タバコを吸い、めちゃくちゃ面白い話を沢山したらしい。子供たちには大変好かれていた一方で、おばあちゃんからはいつも悪態をつかれていたと聞いている。末っ子だった母は、その血を引き継いだのか、奔放で、昔、コンビニのバイトを1日で辞めた挙句、制服を返さないという、ゆとり世代の先を行く、やはり自由な生き方をしていた。

 

このように正反対の両家ですが、父ちゃんは、母ちゃん(つまりばあちゃん。三人称はややこいね)が暗いと、家が暗くなる、それはイヤだ、ということで、とにかく明るい人を嫁にしようということで、ほぼストーカーのようなアプローチで母ちゃんをゲットしたらしい。これも一つの創造的破壊、イノベーションでありますね。

 

最後は、ちょうど今日、やっとアナ雪を見たというだけで、今日の内容と完全に正反対の『let it go』 25ヶ国語バージョンを聴きながら、僕らはみんなプリンセス気分で、ブログを創造的に破壊しつつ、お別れですw この25ヶ国語バージョンはしかしなかなか感動的ですよね。

 

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