唯我独尊

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ピラティスで腰を痛め、走りに行けないというか、行かないので、ヒマです。

 

腹筋が筋肉痛のままピラティったため、腹筋を庇って、腰を痛めた模様。ごめんよ、腰。

 

さっきのモテ自慢の番外編として、野生の、、都会のスズメの大胆アプローチショットです。ういヤツでした。僕のベーグルが欲しかっただけなんですけどね。とはいえ、自活する小動物と接触したのは初めての経験でして、また一歩、涅槃に近づけたなぁなどと感無量でした。

 

私の座右の銘は、

 

天上天下唯我独尊

 

です。暴走族の人が特攻服に縫い付ける例のアレです。

 

この言葉は、なんだか大変に傲慢な、自分さえよければそれでいい、みたいな言葉として受け止められがちですが、私の敬愛する釈迦牟尼がそんなことを言うはずはないと思って、考えました。

この言葉自体は、やはり、この世界で、この私が、世界で一つだけの花である私がとても尊い、ぐらいの意味でしょう。

しかし、同時に、この言葉が、普遍的な真理であるならば、この世の全存在に妥当するマントラであるならば、あなたも、私も、チュンチュンも、トンボだって、アメンボだって、果ては、石ころや惑星だって、最高に尊いのです。

 

人類は、長く食物連鎖の頂点に立っているために、そのことを忘れがちです。なんだか自分たちだけがエラいような錯覚を起こしています。小さいものに狼藉を働いたりするのは、端的な例です。人間を相手にするのとは違うやり方で、モノ、動物、植物に接するのはそういうことでしょう。

 

そのこと、つまり、人間だけがエラいのではないということを思い知らされる契機というのが、天災です。

 

2009年『進撃の巨人

2011年『東京喰種』『テラフォーマーズ

 

この3つの漫画に共通しているのは、巨人、グール、テラフォーマー(ゴキブリの進化したヤツ)という、人間の能力を遥かに凌駕する「天敵」に、人間がボコボコにされる、恐怖するという点です。巨人とグールは、実際に、人間を食べます。

 

この3つ漫画は、すべて実写化されています。2013-14年のアニメ化で大変な人気となったからですが、多くの日本人が感じた畏れや、生きたいという問答無用の衝動について、共感できる内容だったからではないかと、私は考えているのです。私もまたその一人です。

 

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日本の漫画・アニメの持つ熱量については、またいずれとっくりと書いてみたいですが、そろそろ風呂、洗います。