いずれ分かる時が来るから

台風前に、買い出しも済ませた。ビールの前に風呂にも入った。そして今日は金曜日で明日は休み。今の私に怖いものはない。

 

というわけで、ブログです。

 

僕が好きな日本語の一つに、風が吹けば桶屋が儲かる、という諺?があります。

 

この妄想万歳な言葉は、投資で勝つために、非常に重要な示唆を含んでおります。

 

 

風が吹いた。

 

「こら桶屋が儲かるな」

 

「は?」

 

 

パッと聞いて他人がわかるようなロジックに、付加価値は残ってません。

 

未来は様々な不確定要素を含んでおり、将来なんて予測できない、ストラテジストなんて信じない、と頑なに否定する人(同僚w)もいますが、あらゆる意思決定は、将来に対する何らかの前提から免れることはできません。絶・対・に・です。

 

 

ポテチ、上顎に刺さって、血ぃ出た。

 

私がポテチを食うという選択をした、リスクを取ったために生じた結果、ゆうことですね。

 

主体的か、受動的かの違いはありますが、時間の経過と、選択の連続は、行動主体を必ずリスク、つまり確率的な結果の相違、に曝します。だったら、積極的に取った方がいいんです。攻撃は最大の防御。守ってるより攻めてる方が楽しい。「でも俺はディフェンス好きやけど」と言う人は、ディフェンスで優位に立っていると言うだけです。

 

付加価値の高い意思決定というのは、情報優位から齎されます。今日び、インターネットの普及で、組織vs個人の情報格差というのは、だいぶん、埋まってきたとは思いますが、それでも、少なくとも投資の世界では、個人と機関投資家とでは、アクセスできる情報の質・量ともに全然違います。

 

僕が、友達から資産運用について相談されても、投資はやめておけ、ソ◯ー銀行の定期預金に預けなさい、とアドバイスするのは、片手間に投資判断なんてしても、機関投資家には敵わないからです。

 

それでもなんか買いたい、と思ってるのであれば、大好きな企業の株を買って、10年持つ。AIが流行ってるから、EVが来そうだから、とかいうのはやめた方がいいです。

 

なんの話やったっけ、と思ってしまいましたが、主張、というものは、他人から理解されないぐらいがちょうどいい、ということですね。

 

これは原理原則の話で、個別具体的な選択・主張ではないので、異を唱えるのは難しいでしょう。総論賛成、各論反対、ってやつです。総論の付加価値は薄い。

 

なので、実績が必要なのであります。

 

「お前の言うてることわからん。でも、お前やから信じる」

 

そう言ってもらえるようになって初めて、自分色のポートフォリオを構築できる。もう1−2年かかりそうです。私、というかこの業界。よう知らん奴に背中は任せられん、という理屈も理解できるので、腹も立ちません。いずれ分かるのです。その時が来れば。

 

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