番外編:また詰まらぬものを斬ってしまった

会社の有志と、経営幹部向けのコーチングをしているとかいう会社が選んだ経営関連の本の輪読会をしています。

 

今までに、

 

Michael Porter, "Creating Shared Value"

ジャック・アタリ『21世紀の歴史』

アレック・ロス『未来化する社会』

Ashlee Vance, "Elon Musk"

ベン・ホロウィッツ『Hard Things』

Jack Welch, "Winning"

Clayton Christensen, "The Innovator's Dilemma"

 

とか、読みました。あるいは読んでます。CSVはそのリストにあったわけじゃないけど。

 

そして、俺は悟った。というか再確認した。経営学はつまらないw

 

一つには、重要な概念について、組織論や戦略論は政治学から、効率化や最適化は経済学から借りてきているので、経営学はやることない。ま、アプリですね。

 

もう一つは、社会科学の教科書全般に言えることやけど、人間・社会の思考・行動の原理原則は、数千年の昔からなんら変わっておらず、得られる理論というのもまた同じである、から。

 

政治哲学で大学院に進学しようなどと血迷っていたころに到達した結論なんですけど、これ以上、教科書になんか書き加えても、リターンが薄い、っつーことですね。

 

だから、経営の本って、全部、判例なんすよね。ボトムラインは1行で言えるんやけど、本の99%が実例で埋め尽くされている。こんな本は、経営者は読まないw。忙しいからww

 

じゃ、変わるのは何かっつーと技術です。経営はその変化への対応を迫られるだけ。だから、経営者の仕事はなくならない。し、経営学の本は出版され続ける。無駄にw

 

何が言いたいかと言いますと、目の前の課題に真剣に取り組めば十二分、ゆうことです。

 

 

うむ。